リンク切れ時↓
http://3coco.org/a/modules/d3pipes/index.php?page=clipping&clipping_id=43396
昨年の北海道での地震に伴う停電で明らかになった北海道の電気問題についての社説です。
近日中に北海道新聞の方のリンクは切れるので切れてたら、社説まとめサイトで全文をご覧になって下さい。
記事によると北海道の卸売電気価格が本州と比べかなり高いようです。その原因が、競争相手が少ないことと道外とのやりとりが限られていることらしいです。
加えて、北電はコストの高い石油火力発電の割合が高いことも原因のようです。
経産省資源エネルギー庁試算の発電別コスト↓
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/tokushu/nuclear/nuclearcost.html
これを見ると石油火力の発電コストが突出してます((+_+))
これでは価格が高くて当然かもしれません。
あとは北電の闇取引について書かれてますが、これは国が規制しろとしかいいようがありません。
社説では、北本連系の抜本増強と書かれてますが、それにはコストがかかりますね。
最近の記事ではさらなる増強が決まったようです↓
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190517/0010318.html
5年間でさらに3割増しにするようで、費用は国民持ちのようです。
道民にとっては有難いですが、関係のない人たちにはいい迷惑ですね。
残る手は1つ。泊の原発をどーするかです。
安全性が疑問視されていますが、停まってる状態で安全なら動かす必要はないと思います。
ただ、停止してても完全に安全と言えないならこの際という話も…
上記の資源エネルギー庁の試算では、コストが石油火力の3分の1程度らしいです。事故対策費を含めてこの値段で、資源の調達の価格変動が少ないとなると、大口顧客を中心に原発稼働を求めるのも不思議ではないかもしれません。



